2006年03月21日

欧米では成功とは何かの定義は要らない?

自分の書棚には結構、エマソン、カーライルのような古典から、人が読まなさそうなブックオフでひっそりと埃をかぶっているハーヴィマッケイ(誰それ?)までいろいろ揃っている。それで「成功とはなんぞや」というのがズバリ書いてあるものを探しているのだが、意外にもない。

大体成功へのプロセスとか、方法は書いてあるのだが、成功とは何だと言っている人は少ない。ある意味ナポレオンヒルが定義してくれたことはありがたい。

なんで無いのか考えていたら、オグマンディーノの「この世で一番の奇跡」にどうも原因らしきものが書いてある。聖書には、神は人を神の姿に似せて作ったという部分がある。

つまり人は生まれながらにして、完成した奇跡であり、すでに成功した姿を持っているのだ。本来の成功した奇跡の姿をほとんどの人が示すことができないのは、失敗や恐怖不安や疑心などのせいである。オグマンディーノのこの本ではそういう考え方で話が進んでいく。

ということは、成功は何か高いところへ階段を登っていくという、ちょっと東洋的なイメージ(というかこれは進学塾のイメージか?)ではなく、人間本来のもともとの姿に戻るということなのだろうか。

そう考えると、ナポレオンヒルや金持ち父さんが自分をコントロールする、という意味合いが変わってくる。

自分をコントロールするというのは、成功への手段と考えてしまうが、実は本来の完成した自分を恐怖や不安などに投げ込んではいけない。コントロールされた状態そのものが成功した姿なのだ、と言いたいようにも思える。

こういう目で書棚の本をひっくり返してみると、これまでは成功への手段と思われてきた部分が実は成功そのものだった、なんていうことになりそうで、少し意識革命が起きている。

そういえば、目標をめざせ、とはいうが、成功をめざせ、とも成功哲学書は言わないように思う。

すると成功とは、ゴールのような到達点や結果ではなく、ある状態のことを指しているのだろうか?

謎は深まるばかりだ。
posted by 成功哲学研究者 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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